弁護士・法律事務所向けSEO対策のやり方 #弁護士SEO

    弁護士・法律事務所向けSEO対策のやり方 #弁護士SEO

    弁護士・法律事務所向けのWEB集客施策の中で、SEO対策は積極的に取り組んでおきたい施策の一つです。

    SEO対策とは、検索エンジン(GoogleやYahooなど)上でHPなどを上位に表示させる技術の一つです。検索エンジンで上位表示されることで、広告費用をかけずに事務所HPが多くの人の目に触れることになり、一定のアクセスが期待できます。

    SEO対策が集客に効果があるかどうかは、ある程度事前に判断することが可能です。 弁護士の競争が激しい地域では、SEO対策による集客が難しい場合もありますが、多くの地域でSEO対策による集客を無視するのは機会損失を招くことになります。

    SEO対策は、1.ポータルサイト広告 2.HP(LP)作成 3.MEO対策の次に行うべきWEB集客施策です。WEB集客の全体像については「弁護士・法律事務所向けWEB集客戦略ガイド」で紹介しました。まだご覧になっていない方は、先に目を通しておくことをおすすめいたします。

    この記事では「弁護士集客サポーター」を運営する森下(@morishita_web)が、弁護士・法律事務所向けにSEO集客の基本的な考え方や具体的なやり方、SEO対策会社の選び方について紹介しています。

    目次

    SEO集客の基本的な考え方

    SEO集客を始める前に知っておいてほしい基本的な考え方をはじめに解説します。

    SEO集客は相対的な戦い

    SEO集客は競合法律事務所との検索結果上での戦いです。事務所HPが相対的に競合のHPよりも検索エンジンに評価されれば、検索からの集客が増えます。逆に競合のHPがSEO集客に長けている場合には、SEO集客以外の集客施策を検討することも大切です。

    勝てる戦いには参入し、勝てない戦いには参入しない

    商圏人口が200万人程度であれば、多くの地域で充分勝機があると考えています。それ以上に人口が多い地域では、精査が必要です。

    SEO集客を始める前には、事前に競合調査をすることが大切です。競合調査の方法については、以下の記事で紹介しています。

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    競合調査の方法 まだ記事がありません。 記事ができたら、LINEで紹介します。 ぜひ、この機会に登録をしてください。 https://lin.ee/p6WcRHM

    市場が無ければ集客ができない

    SEO集客は検索キーワードが持つ市場を取りに行くWEB集客施策です。競合を避けるあまり、市場が小さなところ(人口の少ない地域や依頼者の少ない業務)でSEO集客を試みても旨味は少ないです。

    既にある市場のパイを奪うのがSEO集客です。

    SEO集客には市場を創り出す力はありません。あくまで、既に存在している市場のパイを事務所に集める手段です。テレビCMなどで消費者の需要喚起をしてくれている大手法律事務所に感謝しつつ、そのおこぼれを検索面でしっかりとキャッチしていきましょう。

    狙うべき検索キーワード

    検索キーワードによって市場の大きさが異なります。あまりにも市場が大きな検索キーワードを狙いにいくと、結果が出るまでに必要な予算や期間が長すぎて、挫折をしてしまいます。

    優先的に狙うべき検索キーワードから順々に攻略していきましょう。

    指名検索

    弁護士業界では、指名検索(弁護士氏名や法律事務所名による検索)が他業界と比較すると非常に多いという特徴があります。(参考:弁護士・法律事務所にホームページが必要な理由)

    そして、指名検索は最も問い合わせ確率の高いキーワードです。

    指名検索で事務所HPが上位表示されていないなら、危機感を持ってSEO対策に取り組んでください。全国に同じ名前の法律事務所があれば、必ず1位まで上げてください。それが無理なら、名前を変えることも検討してください。

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    (地域)+法律事務所or弁護士

    「(地域)+法律事務所or弁護士」で上位表示させることによって、「その地域で支持されている法律事務所なんだ」と依頼者は考えます。検索上位であることと弁護士の実務能力は無関係だということは当然ですが、依頼者がそのように考えるということが大切です。

    つまりブランドイメージにも影響を与えるということです。

    商圏人口50万人以下なら上位3位、商圏人口100万人以下なら1ページを目標に取り組みましょう。

    (特定業務)+(地域)+法律事務所or弁護士

    (特定業務)は、得意としている業務・利益率の高い業務・需要の高い業務の中から選んでください。

    「(特定業務)+(地域)+法律事務所or弁護士」で上位表示すると、事務所にとって良い依頼者から問い合わせが来るようになります。

    SEO集客は長期的に見てコスパの良い施策

    SEO集客は長期的に見れば、コスパの良いWEB集客施策となります。

    SEO集客とよく比較されるものに、運用広告、SNS集客があります。それぞれメリット・デメリットがあるので、事務所リソース(予算・運営期間・割くことのできる時間・人)を考慮したうえで最適なWEB集客施策を選ぶ必要があります。

    SEO集客のメリット
    • 長期的に見て費用対効果が高い
    • 検索上位に上がればブランディング効果がある
    SEO集客のデメリット
    • 結果が出るまで時間がかかる
    • 検索エンジンアップデートの悪影響を受ける可能性がある

    参考:集客手法によるメリット・デメリット

    SEO対策の具体的な2つの方法

    SEO対策はEEATと呼ばれるGoogleの評価基準に沿って対策していきます。

    EEATとは
    • E-Experience(経験)
    • E-Expertise(専門性)
    • A-Authoritativeness(権威性)
    • T-Trustworthiness(信頼性)

    EEATと言われても何をすればよいか分かりにくいと思います。法律事務所でSEO対策をする場合は「日々の営業・広報活動を情報発信する」だけで、自然とEEATを満たすことができます。

    SEO対策の具体的な施策は多岐に渡ります。この記事内では、SEO対策をする上で非常に重要な「コンテンツ」と「被リンク」について解説します。

    SEO対策-コンテンツ

    SEO対策の土台はコンテンツ(記事)です。質・量ともに充実したコンテンツを用意しましょう。量はイメージがしやすいかと思いますので、「質の高いコンテンツとは何か?」について解説します。

    質の高いコンテンツとは、検索意図を満たすコンテンツを指します。

    検索エンジンは質問箱などと呼ばれます。検索者は何らかの情報を求めて検索をし、その答えを探しています。検索意図を満たすコンテンツとは、検索キーワードに対して求める答えが書いてあることだと考えてください。

    具体的なコンテンツ案

    法律相談-Q&A

    弁護士は、日々の営業活動で様々な角度から法律相談を受けているはずです。それを「法律相談-Q&A」として解説するコンテンツを作成しましょう。「この質問について答えると次にこの質問が来る」というパターンがあれば、それも先回りして解説してあげると検索意図を満たすコンテンツとしては優秀です。

    解決事例

    弁護士として活動する中で具体的な事例が蓄積しているはずです。それを「解決事例」として解説するコンテンツを作成しましょう。釈迦に説法ですが、守秘義務には気を付けてください。相談者は「自身が抱える法的問題の解決事例」を潜在的に求めています。解決事例を充実させることで、検索からの流入が増え、問い合わせの確率も上がる効果的なコンテンツになります。

    SEO対策-被リンク

    被リンク(外部サイトからリンクを受けること)はコンテンツにパワーを与えるものです。SEO対策をする上でコンテンツの質・量は法律事務所側でコントロールしやすいものですが、被リンクは他者が設置することが前提となっているため、コントロールが難しいです。

    他者が設置することが前提ですが、その中でも依頼しさえすれば弁護士・法律事務所だからこそできる被リンク獲得先があります。まずは、ここから被リンクを獲得しましょう。

    被リンク獲得先
    • 各弁護士会
    • ひまわりサーチ
    • 弁護士向けポータルサイト
    • 士業向けポータルサイト
    • 地域別ポータルサイト

    上記は法律事務所側でコントロールできる被リンク獲得先です。できるところからは必ず被リンクを獲得しましょう。

    SEO対策会社の選び方

    SEO対策は自分で行うこともできますが、弁護士は時給単価が高いので弁護士自身が取り組むのはおすすめしません。

    WEBマーケティングの全体像を把握するために一時的に弁護士自身が取り組むのは良いでしょうが、時給単価3000円以上出せるのであればSEO対策会社に委託し「弁護士業務や顔を売る営業に専念する」のがおすすめです。

    では、「どうやってSEO対策会社を選べば良いか」という悩みが出てきます。

    SEO対策会社を選ぶ方法はとても簡単です。

    SEO対策会社の選び方
    1. 「弁護士 SEO」で検索する
    2. 自然検索で上位表示している会社HPを開く
    3. 実績にある法律事務所が検索上位にあるかを確かめる
    4. 実績HPが検索上位にあれば、予算に応じて決める

    この選び方で進めてもらえば、大きく外すことはありません。

    ⇒Google検索「弁護士 SEO

    SEO対策ができるSEO対策会社を選ぼう

    SEO対策はGoogleのアルゴリズムがブラックボックスであることから、正体不明のよくわからないものです。「何をすれば上がるのか」は業者の経験則や仮説に基づき行われます。

    ただし、結果は明白で検索上位に上がればSEO対策の効果があったということです。

    そうであれば「4.実績にある法律事務所が検索上位にあるかを確かめる」だけで良いのではないか?と思ってしまいそうですが、1.2.3も行っておくべきです。

    1.2.3.を行うことによって、選別の手間を省くことができると同時に、その会社がSEO対策をどの程度主軸においているかが分かるからです。

    人様にSEO対策を提供しているにもかかわらず、自社のHPでSEO対策を行っていない会社を選ぶ必要はありません。

    まとめ

    弁護士・法律事務所向けにSEO対策の基本的な考え方・具体的な方法・SEO対策会社の選び方を解説しました。

    SEO対策にはトレンドのようなものがありますが、この記事ではできるだけ普遍的な考え方をベースに解説しています。私自身も日々移り変わる検索結果に翻弄されながら、最適解を追い求めるべく悪戦苦闘しています。

    弁護士集客サポーターはSEO対策に強みを持つサービスです。SEO対策に取り組みたいという弁護士・法律事務所の方はご連絡いただければ幸いです。

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    弁護士集客サポーターはホームページのレンタル事業を主軸として、
    WEB集客を様々な角度から支援しています。

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